■ 作業時間
1時間

■ 使用用具
ナイフ、サンドペーパー、カッター、紙やすり、きり、リーマー

■ ポイント
スムーズにピンが入るよう、ブリッジピン側で大きさを調整します

まず、ブリッジピンをブリッジの穴に差し込んでみて、スムーズに差し込めるかを確認します。サイズが合わなくて差し込めない時は、ブリッジを削って調整します。あまり緩くなり過ぎてもいけませんので、適度な状態、つまりゆるすぎず、固すぎずを目標に進めてゆきます。ピンは頭だけ残して全体が入るまで差し込みます。弦を差し込んでみて最終調整します。次にエンドピンの位置を決めます。ボデイエンドの継ぎ目材の中央にキリとリーマーで穴あけをします。穴はエンドピンより若干小さくしておき、しっかり固定出来るように調整してゆきます。タイトボンドをつけて固定します。

ピックガードは色、デザイン共好みのもので構いません。市販されているピックガード用のシートにデザインを描いてナイフで切り、周辺をヤスリでなめらかにします。ガードには接着剤が付いていますので、シートをはがし貼り付けるだけです。これは至って簡単です。セルロイド系が中心ですが、木材をピックガ―ドとするのも面白いかもしれません。ローズウッド又はエボニーを1mmに薄くしたのを付けると、手作り感覚が強調されて面白いとも思います。さあ、ここまででほぼ製作は終了です。あとはフレット、ナット、サドルの調整です。