1944年製のGibson J-45です。特徴的な部分はトップ、バック共にブックマッチではなく一枚板が使われています。 ビンテージギターにありがちなリペアは、表板の膨らみ補修です。これは経年変化で徐々に膨らんでくるようです。このギターのリペアはトップ膨らみ補修ですが、通常の補修期間では改善があまりないと思われるので、かなりの期間を想定しながら進めてゆきます。過去には膨らみ補修に半年程度掛けた事例がありますので、今回もそれくらいの期間が必要となることも視野に入れての作業でしたが、3か月程度で効果が出ましたので一旦ギターをお返ししました。