割れの処理については、キズの処理と同様に割れの深さ・広さ・部位により対処が異なります。深くて広い割れはまず埋木を施してから処理する場合があります。比較的軽度の割れはそのまま、又はカラーリング・生地調整を施してから処理します。塗装の後はサンディングをしますが、古いギターの場合は全体の状況も考慮し、補修箇所がピカピカになり過ぎ、かえって修理跡が目立つことの無いように注意します。