Kalamazoo KG-14 ネック取り外し

Kalamazoo KG-14はトップの膨らみ矯正に続いてネックリセット作業を行います。

リペア開始前の弦高は12フレットで1弦4.5mm、6弦5.5mmでした。膨らみ矯正により弦高は1mm程下がりましたが、まだまだ高い状態です。サドルを削っても弦高が標準まで下げられないためネックリセット作業に移ります。

ジョイント部分まで指板をボディから剥がし、15フレット溝に開けた穴から蒸気を注入し、治具を使ってネックを外します。

無事外すことができました。古くなった接着剤をきれいに取り除いておきます。

このギターはこの部分にトラスロッドの調整口がありますので、順反りの調整をこの時点で行っておきます。

 

担当:金子

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