■ 作業時間
約2時間

■ 使用用具
型枠、クランプ、当て木

■ ポイント
型枠と側板の隙間がないようにしっかり固定します。そのための補助として当て板を側板に当てます。固定する直前に側板を水に十分濡らし、温めておきます。

側板がうまく曲がったら、次に側板を型枠に固定して形がくずれないようにします。準備物としては、型枠と当て木(2cmX12cmX1.5cm)とクランプがあります。固定する直前に側板をアイロン等で温め水を十分に含ませておくと、よりしっかり固定できます。さて、まず本体のくびれの位置に印を付けます。この印は、型枠と側板の両方に付けます。この位置を中心に約15cm間隔で固定してゆきます。

側板の内側から当木をして、クランプで留めてゆきます。この時、型枠と側板は隙間なくぴったりと固定します。ぴったりと固定するためには、前の工程できっちり側板を曲げておくことが大切です。曲げが不十分な状態で固定しても、枠通りの形にならず、補正もむづかしくなります。固定する段階では、側板の幅と同等かそれ以上の長さがある「当て木」を使い、しっかり固定することが大切です。

ゆがみなく固定するためには十分な長さの当て木が必要です。カーブがきつい箇所は、カーブに合わせて当て木もカーブさせておきます。側板を型枠に留めたら1日置いておきます。側板の上下の合わせは多少重なっていても構いません。ブロックをつける時点でカットしますので、この段階では側板が重なっていても問題ありません。