■ 作業時間
2時間

■ 使用用具
ヤスリ、#100・240のサンドペーパー

■ ポイント
ネックの握り具合で演奏性が大きく左右されますので、自分に合ったネックの握りにしましょう。

おおまかに成形したネックの形をきっちり整えてゆきます。荒めのやすりで削ってゆき、形を確認しながら整えてゆきます。ネックのヒール部分、ネックの握り部分を自分の好みに少しづづ修正します。ネックの厚みは薄くするのに限度がありますので注意します。というのは、ネックの中にはロッドが入っていますので、あまり薄く削り過ぎるとロッドが見えてしまいますし、握り具合も悪くなります。

ネック厚はフィンガーボードの厚みも含めて20mm程度が良いでしょう。この厚みを基準に、手の大きい人はさらに1~2mm厚くしても良いでしょう。又、シェイクハンド奏法を多用する人は、手が小さい人でもある程度の厚みがあった方が弾き易くなります。セーハを多用する人は薄めの方が良いかもしれません。形が整ったら#100と#240のサンドペーパーで十分なめらかに仕上げておきます。