リペア実績 #0169

Martin D28

トップ補修
鳥取県

名器マーチンD28ですが、塗装表面に波打ちや打痕が発生しています。お客様によりますとピックガードをご自分で剥がす際に、使用したシール剥がし剤に溶剤が含まれていたため、トップの塗装に影響が出てしまったそうです。影響が出た部分は部分補修の範囲内で修復可能と判断しましたので、今回はトップ表面の部分補修ということで進めました。

まずは打痕部分のタッチアップから行います。表面が少し白く白濁していますので、一旦シンナーで塗装表面を溶かして透明にし、その後ラッカークリアを盛ります。スプレーガンで全体的にラッカークリアを吹き付けます。

塗料乾燥後は水研ぎで表面を均します。水研ぎ完了後はバフ掛けで艶を出します。最後に弦を張って完了です。ピックガードはお客様自身で取付けされるとのことですのでこのままのお渡しとなります。

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