ギター教室での出来事

私は近所の小学生にギターを教えていますが、昨日感動して涙が出るほどのことがありました。ギターを教えるはじめは、ギターの面白さを体験することを重視し、基礎的な練習は後回しで好きな曲を弾くことを中心に進めてきました。彼女は1年ほどで主なコードを理解して弾ける曲のレパートリーも増えてきていました。この段階になって除々に基本的な練習をはじめました。単調なコードストロークだけでなく、アルペジオやスリーフィンガーも教え出しましたが、スリーフィンガーは長いスパンで捉えないと無理で、曲に合わせて弾けるようになるにはまだ2年くらいは掛かると思っていました。ところが、昨日、いつものようにスリーフィンガーの基本練習をやろうとしたら、何と彼女がスリーフィンガーで曲(世界にひとつだけの花)を弾き始めたんです。まだ十分ではないですが、ゆっくりと最後まで弾けました。

全く期待していませんでしたので、あ然となってしまい、感動のあまりすごい、すごい、を連発し拍手を送っていました。若い生徒さんの演奏がうまくなってゆくのを見るのはとても楽しみで、今までも小さな感動を貰っていましたが、今回は大きな感動を貰って感謝するばかりです。

音楽を通して感動・共感・共生がはぐくまれることを願い、活動を続けようと再認識した日でした。

 

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