Suzuki BG120 手工シェラック塗装初日

今日はトップ板の全面シェラック塗装の準備と1回目の塗りでした。シェラック塗装とは「ラック貝がら虫」から取れる天然樹脂を使って、タンポというあめ玉くらいに丸めた球状の布を回転させて塗る伝統的な塗装法です。塗り重ねの手間が掛 Read more about Suzuki BG120 手工シェラック塗装初日[…]

Gibson L-00 1930年製 ボディ塗装終了

1930年製のスモールボディギターの再塗装が終了しました。オリジナルのボディは真っ黒で木目が全く見えていませんでしたが、オーナーの希望で少し透けて見える塗装が良いということで進めました。ですが、木地その他の理由で透ける塗 Read more about Gibson L-00 1930年製 ボディ塗装終了[…]

Suzuki BG120 木地調整、ブリッジ塗装

当初のリペア計画では、トップ板の荒れが強い箇所を部分補修する予定でしたが、このギターは手工シェラック塗装がされていて、部分補修が厳しいということで、トップ全面をシェラック塗装することになりました。一旦塗装を全て取り除き、 Read more about Suzuki BG120 木地調整、ブリッジ塗装[…]

Cat’s Eyes CT 2000T ネックアイロンで「元起き順反り」大きく改善

2週間ほどネックアイロンをセットし大きく「元起き順反り」した名器のネック状態を、一旦外してチェックしました。当初は1弦側12フレットで4.0mm、6弦側で5.0mmほどあった弦高が、1弦側1.5mm[、6弦側1.5mmと Read more about Cat’s Eyes CT 2000T ネックアイロンで「元起き順反り」大きく改善[…]

Suzuki GH700 サンディング、仕上げ

先月から取り掛かっていますギターの補修がそろそろ仕上げ段階となりました。メインの補修箇所であるネック部分とトップ板のサンディングを終え、艶出しまで終了。あとは全体チェックして納品の運びとなります。途中ラッカーの乾燥具合が Read more about Suzuki GH700 サンディング、仕上げ[…]

Kasuga BG120 指板クリーニング、トップ汚れ落とし

今日はKasuga BG120から取り掛かりです。まず、指板を水を含ませたクロスでよくふき取り、その次にオイルを含ませたクロスで拭きます。次にコンパウンドがついたクロスでフレットを中心に磨きます。これでフレットはピカピカ Read more about Kasuga BG120 指板クリーニング、トップ汚れ落とし[…]

Kasuga BG120 牛骨サドル追加作成

ブリッジ補修のため、サドルを取り外しました。溝の底にシムが付いていました。現状のセッティングは1弦側で1.5mm、6弦側で2.2mmで理想的な低いセッティングになっていますが、シムを取り外すため、新たに牛骨サドルを作成す Read more about Kasuga BG120 牛骨サドル追加作成[…]

Kasuga BG120 トップきず補修、ナット・ブリッジピン穴調整他

ジャパンビンテージなギターでヘッドロゴが最高に渋いギターです。鳴りも良く今回のトップ板を中心にした補修・調整でルックス的な改善を、ナット・サドルは調整により音質的な改善を図ります。ヘッドのロゴがより引き立つようにヘッドの Read more about Kasuga BG120 トップきず補修、ナット・ブリッジピン穴調整他[…]

Cat’s Eyes CT 2000T ネック状況チェック日

ネックアイロンをセットしてから10日ほど経ちましたので、一度ネック状況を確認します。改善が難しいいわゆる「元起き」の補正ですので、じっくり取り組みます。通常のなだらかな順反りなら比較的簡単に改善されますが、ネックジョイン Read more about Cat’s Eyes CT 2000T ネック状況チェック日[…]

Martin D35 重ね塗りに集中

今日は朝からラッカー重ね塗りに集中です。今年は梅雨の長雨で乾燥が遅れましたが、今は快適です。乾燥が早く練り重ねが早くできます。1時間に一回くらいのペースで塗っても大丈夫です。昨日今日明日の3日間で30回程度の重ね塗りを計 Read more about Martin D35 重ね塗りに集中[…]

Martin D35 トップ・サイド荒れ補修、ネック塗装補修、ヘッド打痕補修、指板汚れ取り

新規で当工房にリペアで入庫した名器マーチンD35です。充分弾き込まれていて素晴らしいサウンド。ずっと弾いていたくなります。まずは入庫時の画像です。今回のリペア内容は、上記の通りサウンド面ではなく、ルックス面の改善です。

Kawase Master M100 トップ膨らみ補修

カワセ楽器のオール単板モデルです。今回はトップ板の膨れ補修、ヒール部分の補修を行います。オリジナルクランプを以前よりも幅のあるものに変更して処理しています。以前からのクランプは30mm幅ですが、60mm幅のを作成して取り Read more about Kawase Master M100 トップ膨らみ補修[…]