BSG J16 SCF 弦高調整

BSG J16 SCFのリペア続きです。

前回の時点で弦高は12フレットで6弦2.8mm、1弦2.2㎜とやや高い状態でした。このまま弦高を標準まで下げるためにサドルを削ると、ブリッジと面一となり、弦が乗らなくなってしまいます。

お客様とご相談の結果、ブリッジの上面を削って厚みを落とし、更にサドルも削って標準の弦高にするということとなりました。

厚み調整前のブリッジです。強度のことも考えて1mmだけ削ります。

サンダーと手研磨で厚みを落とし、表面をオイルフィニッシュで仕上げました。

サドルも削り、弦高は標準の6弦2.5mm、1弦2.0㎜まで下げることができました。

また、ブリッジとサドルの高低差が大きくなり、弦のテンション感もアップしました。

 

担当:金子

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