Yamaki YM50M サウンドホール割れ仕上げ、ネック元起き補正

ジャパンビンテージのヤマキギターですが、サウンドホール周りの割れ箇所をラッカー塗装で仕上げ、次に元起き気味のネック補修に取り掛かります。元起き気味のネックは、ネックジョイント部分が上がっているので、ジョイント部分そのものを上げるような補正となります。外部的に見える部分としてはネックヒール部分を持ち上げる感覚となります。ネックジョイント部分とギターボディ内部にあるブロックも一緒に補正出来ると効果が大きくなります。ネックアイロンをネックヒール部分を中心に持ち上げるようにセットします。通常1日で効果が出ますが、今回は2日掛けての補正となります。6弦側で12フレットの弦高が4.0mmほどありましたが、補正後は3.0mmまで改善できました。理想的には2.8mmですが・・・それでもオーナーさんからかなり弾きやすくなったと喜んで貰えました。

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