1960年代かと思われるビンテージギターですが、トップにかなり深いクラックが無数にあり、再塗装をすることになっています。まずは現状の塗装を研磨して50%ほど落としたところです。クラックの見栄えが少し軽くなりました。もう少し研磨してクラックがさらに軽くなったら、再塗装をしなくても済むかもしれません。クラックを完全に消したいという意向がオーナーさんにあれば別ですが、一度オーナーさんに確認しましてからの判断となります。トップ上に深い傷が多い場合は、塗装を完全に剥がし、生地調整をして傷を減らすためにも、再塗装が推奨されますが、このギターはトップに傷が全くなく、クラックのみですので、深いクラックが軽くなれば、ギターのオリジナリティも保たれます。